昇格試験
2018年の4月から私は
鮨屋で副業を始めていて
昇格試験の勉強もせず
本業をそっちのけだった
7月に試験があり
8月に合否の発表
17年は本気で合格したいと
思って勉強していたが
18年は燃え尽き症候群というか
会社の在り方にも
不満や疑問があり
一切手を付けていなかった
しかし、試験当日は
同じ受験者と肩を並べる風な感じで
試験に向き合う風でもあり
また、問題にもまともに取り組んだ
風をした
あくまでも『風な』感じ
そして8月
合否発表の日
工場長室に呼ばれ
今回の昇格試験の結果は、、、
合格!
え゛っ!!!
物凄く大きな声をあげてしまった
工場長は声の大きさに
周りに気を使う様子であった
合格する気も、つもりもなかった
合格しない定で
会社を辞めて鮨屋に就職
なんて真剣に考えていた
色んな人に辞めるとか言って
その度に、自分の意志を確認し
周りからも君なら本当に
会社を辞めて
有名な鮨屋になっていそう
などとおべんちゃらに
気を良くしていた
というのも先に触れた
会社の在り方に対しての疑問や不満
何も変わらない現状
変えようとしない文化
変わろうとしない人達
そんな会社に誰が価値を持つのか
なんて考えていた
ただ、
この昇格試験の合格が発表された時
たまたま読んでいた本で
『諸行無常』という言葉に
感銘を受け、
会社での自分、
班長としての自分を
深く考えるきっかけとなった